実践キャリア勉強会について
実践キャリア勉強会設立の流れ
実践キャリア勉強会は、株式会社エンプロイーサービス代表取締役、故樋口保隆氏が立ち上げたキャリア勉強会を引き継いだものです。
樋口氏は、「世の中の働く人たちの力になりたい」という強い信念を持ち、大阪、東京、名古屋で勉強会を10年以上にわたり開催し続けてこられました。
この勉強会では、『世の中の働く人たちの力になりたい』と思う人たちが集い、目の前にいる相談者に対してどのように役に立つことができるのか、また、現場でよりよい価値を提供していくためにはどうしたらよいのかを考え、トレーニングし、実践的なスキルを磨いていくことを目指しています。
キャリアコンサルタント以外に、社労士、中小企業診断士、産業医などの多くの専門家や、経営者、人事、研修講師、学生など「キャリア」に興味を持つ幅広い人たちが参加し、多様な視点から自由に意見を出し合える場で、共に学び合います。
勉強会で大切にしていること
①実践で活かすためのスキル向上を目指しています。
キャリアコンサルタント以外の専門家や、企業経営者が参加することもあります。それぞれの立場の考え方や、強みを合わせながら、実践の場でどのように支援できるのか考えることができます。 目の前のクライエントに対して、より良い価値を提供していくために求められる知識や情報収集、スキル、ネットワークの向上を目指します。
②心理的安全の中での学びを大切にしています。
ロールプレイングを行いますが、ロールプレイングを担当したキャリアコンサルタント役の方に対して、オブザーバーが指示的、批判的なアドバイスをするのではなく、各自が、自分だったらどのような支援ができるのかを考えコメントし意見を交わします。
そのため、ロープレを担当したキャリアコンサルタント役も、クライエント役も、批判されずに安心して自分にはない視点について多くの気づきを得ることができます。
この心理的安全を意識した学びの場により、参加者自身も、自由に意見を発言することができます。参加者自身が、自分らしさ、自分の強みを発揮しながら参加することができます。
個性のぶつかり合いが発生しそこにおもしろさも生まれています。
③出会い、つながりを大切にしています。
各専門分野を持つ多くの方と出逢い、つながりを大切にして、現場で役に立つ支援ができるネット―ワーク、環境を構築していきます。
どんな人が参加しているのか?
◆ キャリアコンサルタントが6割程度(所属団体は様々)
JCDA、産業カウンセラー協会、GCDFなど
活動フィールド
- 教育:大学、高校などのキャリア教育
- 需給調整機関:ハローワーク、職業訓練、わかもの就労支援、生活保護者の就業支援、刑務所出所者の就業支援、人材派遣、人材紹介など人材ビジネス
- 企業:人事総務、管理職、働き方改革プロジェクト担当者
◆ 専門家や自営業者、経営者等
社労士、中小企業診断士、コンサルタント、衛生管理者、臨床心理士 研修講師、経営者など
◆ その他
学生、営業、SEなど
勉強会の様子
対面集合型 勉強会 タイムスケジュール例
- 10:00~10:30 自己紹介
- 10:30~12:00 レクチャー・事例検討などのグループワーク
- 昼休憩
- 13:00~15:40 実事例に基づいたロールプレイング 3セット
- 15:40~16:00 振り返り
- 終了後、1時間程度 任意参加による懇親会
オンライン勉強会 タイムスケジュール例
- 13:00~14:00 自己紹介
- 14:00~15:00 専門家によるレクチャー、ワークショップ
- 15:00~16:00 実事例に基づいたキャリアカウンセリングのロールプレイ
勉強会以外にもこんなこともしています
- オンライン交流会、近況報告会
- 他専門家とのフリートーク
- 新年会、忘年会
- 勉強会の第50回開催記念パーティ、第60回記念パーティ
- 就職活動をしている大学生との交流会
- BBQなど